小アルカナのカードタイトル
今の日本のタロット関連の書籍やサイトでは、大アルカナは、必ず、そのカードのタイトルとセットで解説されています。
それに対し、小アルカナは、カードのタイトルは記載されている、書籍やサイトは少なくなってきました。
え?小アルカナにタイトルなんてあるの?
という方も、この記事を読んでくださってる方にはいらっしゃるのではないでしょうか。
小アルカナのタイトルが省かれた理由
小アルカナのタイトルが、書籍やサイトから消えていったのは、大アルカナと異なり、タイトルなくても説明できるからでしょうか。例えば、「聖杯の2」のカードといえば、初心者でもどのカードの話をしているかわかりますよね。逆に大アルカナは、「6番」のカードというより「恋人」のカードといった方が、初心者には、わかると思います。それゆえ、だんだんと 小アルカナのタイトル は、書籍やサイトから記載されなくなってきたのでしょう。
小アルカナのタイトルの特徴
小アルカナのタイトルは、もちろん知らなくても占いはできます。極端なことをいえば、大アルカナだって、カードのタイトルを知らなくても、インスピレーション力とカードリーディングさえできれば、カードのタイトル関係なしに占えますよね。
ただ、小アルカナのタイトルは知っておくと、役に立ちます。というのも、小アルカナのタイトルは、大アルカナのそれに比べて、カードリーディングする時のキーワードとしても使えます。西欧のタロット占い入門者は小アルカナは意味を勉強しないで、小アルカナのタイトルキーワードから連想する訓練のみというのも珍しくありません。日本語に訳されたタイトルからは、少しわかりにくいものもありますが、もしあなたが、英語が得意であったならそのニュアンスから感じとれることでしょう。
あと、折角、日本のタロットファンのすそ野が広がってきたなかで、先人の研究、翻訳の成果を資料的に残して置きたいという私の願望もあり、この記事を残したいと思います。
小アルカナのタイトル一覧
小アルカナのタイトルです。