タロットリーディングの学習をはじめると、どのような方法であれ、カードの占いの意味は勉強する必要があります。
令和の現代、タロットカードの一般的な占いの意味を知るには、日本語での解説書やすばらしいサイトが多数あります。
よって、このサイトでは大アルカナについては、カードの意味よりも、カードが告げる啓示のジェネリックな考え方を記載してゆこうと思います。
ですから、大アルカナについては「正位置の意味はこうで、逆位置の意味はこうです」みたいな記載は一切しません。直接的な意味でなく、読み方の方針を記載してゆきます。
世界のカードの意味
世界のカードは最もポジティブなタロットカードです。純粋さと調和、創造と人間の知識を表しています。
質問者の目標は達成され、計画は成功するかもしれません。
質問者は物質的、精神的に豊穣になるかもしれません。
全ての事績の平穏が実現されます。
質問者は自分の状況に満足し、自分の持っているものを楽しむことができるかもしれません。
世界のカード 知識の蛇足
世界のカードは、奇異をてらったデザインはあまりみられません。カードの中心の人物と四つの隅に、
天使、ライオン、雄牛、ワシがえがかれています。
四隅のモブは、いろいろな解釈があります。もっともポピュラーなのは、古代ギリシャの四代元素（火、水、空気、大地）に当てはめたものです。
また、旧約聖書にでてくる、メルカバという神の乗り物を表現したものという説も有名です。
このメルカバという神の乗り物は、タロットのデザインのとおりに、天使、ライオン、雄牛、ワシの顔を持ったモブが合体したような形だったと予言者エゼキエルが書き残したことになってます。手元に聖書があるなら、エゼキエル書の1章に記されています。
このカードは、ほとんどのタロットが最高にいい意味を表すカードとされていることから、世界のカードのデザインを模倣して、お守りにしているタロット占い師もいます。
